シカゴ交通局が導入する地下鉄846両、中国の鉄道車両メーカーが1470億円で落札、先進国向け輸出で過去最多―中国紙

Record China    2016年3月12日(土) 13時30分

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9日、米シカゴ交通局は新たに導入する地下鉄車両846両の入札で、中国の鉄道車両メーカー・中国中車が総額13億ドルで落札したことを発表した。写真はシカゴの地下鉄。

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2016年3月10日、環球時報によると、米シカゴ交通局(CTA)は9日、同社が購入する地下鉄車両846両の入札で、中国の鉄道車両メーカー・中国中車が総額13億ドル(約1470億円)で落札したことを発表した。

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9日にシカゴ・トリビューンが伝えたところによると、中国中車が落札した車両の数はシカゴ交通局の運用している車両の約半数にあたる。中国中車が明かしたところでは、シカゴ史上最大規模の鉄道車両買い付けであると同時に、中国企業の先進国向け輸出で最大の地下鉄車両プロジェクトでもあるという。

シカゴ交通局は2014年、老朽化した車両846両を新型となる7000系に交代させる目的で国際入札を行うことを決めた。第1期で400両、その後数年内に残り446両を導入する計画。現時点で最も新しい車両である5000系はカナダのボンバルディアが生産したが、今回の入札では中国中車がボンバルディアに競り勝った。

取り決めにより、現地に工場を建設して車両の生産・組み立てを行うこととされ、シカゴ初の鉄道車両工場となる。試作車は2019年に引き渡し、運用開始は2020年を予定している。(翻訳・編集/岡田)

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