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11月、英経済誌「エコノミスト」は「2008年世界展望」を出版、来年を「パックス・アメリカーナ(アメリカ主導の世界秩序)」から「パックス・シニカ(中国主導の世界秩序)」へと移り変わる転機になると予測している。写真は南京港。
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2007年11月、英経済誌「エコノミスト」は「2008年世界展望」を出版した。同誌は来年を「パックス・アメリカーナ(アメリカ主導の世界秩序)」から「パックス・シニカ(中国主導の世界秩序)」へと移り変わる転機になると予測している。
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同誌は2008年のアメリカ経済はサブプライム危機を引きずり、年1.2%の低成長に留まると予測、一方中国は10.1%とまたも二桁成長率を達成しアメリカの消費低迷をカバーすると見ている。
また中国はドイツを抜いて世界最大の輸出国へと成長。輸入もアメリカに次ぐ世界2位になる見込みだという。さらに北京五輪では好成績を獲得、金メダル数でアメリカを抜いて世界一になる可能性が高い。インターネットのブロードバンドユーザー人口でもアメリカを抜き、電子ビジネスで世界を主導するなど、各方面で存在価値を増すと見ている。(翻訳・編集/KT)
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