Record China 2007年11月22日(木) 16時47分
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11月21日、金持ち大学生がヤミ質屋を開いて大繁盛。親に買ってもらったパソコンやケイタイを質草にして金を借りる学生に、返すあてなどない。金は遊興費に消え、質草は転売されるだけだ。資料写真。
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2007年11月21日、山東省の「済南時報」は大学生の間で流行している「ヤミ質屋」を紹介した。
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済南市の複数の大学で、学生相手の私設「ヤミ質屋」が存在するという。店主は「金持ちの学生」で、客は現金が必要な「金持ちではない学生」だ。親から買ってもらったパソコンなどの高額商品やブランド品などを質に入れ、金を借りる。ただし返すつもりはない。安値で売るのと同じ感覚だ。ほとんどの学生が親に「無くした」といって、また新しいものを買ってもらう魂胆。
ある学生は彼女に貢ぐために、身の回りのものをすべて質に入れ、ついにはジーンズまで手放したという。調査によると、山東省の大学生の1か月の平均支出は900元(約1万4000円)で、両親の1か月の収入の半分に相当する。実際には、多くの学生が贅沢な生活に慣れてしまい、ノートパソコンやデジタルカメラ、デジタルオーディオは持っていて当たり前とのこと。
また大学生は恋愛のために1か月平均で500元(約8000円)以上は使うという調査結果も。こんな彼らの資金源について63%の学生が全額親からと答えており、35%が奨学金や教育ローンで、自分が働いて稼いだ金と答えた学生はわずか2%しかいなかった。(翻訳・編集/本郷智子)
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