群衆の怒りを買ったレストラン、責任者連行の理由は料理でなく「国旗」―山東省青島市

Record China    2007年11月20日(火) 2時12分

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中国の国旗。青島であるレストランが犬を入れるかごの上に国旗を掲げ、それを不快に思った人が写真付でインターネット掲示板に書き込みをしたところこれが“炎上”、レストラン責任者が警察に連行される事件があった。

2007年11月18日、青島のあるレストランが犬を入れるかごの上に国旗を掲げ、それを見た人が写真付でインターネット掲示板に書き込みしこれが“炎上”、レストラン責任者が警察に連行される事件があった。

青島ニュースネットの報道によると、問題のレストランで食事をしていたある人が、犬を入れるかごに中国旗が掲げてあるのに気づいた。不快に思ったその人はすぐに店員に国旗を降ろすように要求したが、2日目にもまだ国旗はそのまま。気持ちがおさまらなかったこの人はインターネット掲示板にこの問題を掲載したところ、このレストランはどこか、直接行って旗を降ろす、などの書き込みが多数になったため、警察に通報することにしたのだという。

取調べを受けたレストラン責任者は、国旗は店員の一人がどこかから拾ってきたもので、“考えが足りない”この店員が、無造作に犬のかごの上に国旗を掲げたのだと話している。責任者はこの店員をすでに解雇しており、レストラン側は騒ぎを起こして申し訳なかったと謝罪している。中国の「国旗法」では、公の場所で故意に国旗を焼く、汚す、踏みつけるなどして侮辱した場合、15日以下の拘留に処される罪になると定められている。(翻訳・編集/BA)

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