「防犯契約」したのに!役立たず警察にキレた経営者、窃盗被害の賠償求め当局を訴え!―広州市

Record China    2007年11月19日(月) 15時25分

拡大

18日、昨年2回も泥棒に入られた店の経営者が、警察に損害賠償を求めて裁判を起こした。店内の警報装置が鳴っても、1回目の時は警察の出動はなく、2回目は到着が遅すぎたという理由である。資料写真。

(1 / 3 枚)

2007年11月18日、広東省広州市の地元紙「新快報」は同市の公安局増城分署に対し20万元(約320万円)の損害賠償を求めて訴訟を起こした女性経営者の話を紹介。

その他の写真

広州市内の増城地区に住む李さんは、1999年から同地区の警察当局と防犯サービス契約を結び、経営する金物店の店内に警報装置を取りつけ、何者かが侵入したらただちに警官が駆けつけるという言葉を信じ、毎月当局に使用料を支払っていた。

ところが、李さんの店は昨年の7月と12月の2回、泥棒に入られ、総額20万元相当の商品を盗まれてしまった。7月の事件の際には警察は出動せず、12月の事件では早朝4時36分に店内の異常を知らせる警報装置が作動したにもかかわらず、警察が到着したのは午前5時過ぎだったという。

なんのために毎月警察にお金を払っていたのかわからないと、李さんは怒り心頭。警察当局を相手どり、窃盗被害の20万元の損害賠償を求めている。この訴訟の判決は近日中に下される見込み。(翻訳・編集/本郷智子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携