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15日、冬の声を聞く山東省高密市では、お正月飾りに欠かせない「春聨」の材料となる赤紙の生産がピークを迎え、村中が赤に染まっている。
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2007年11月15日、冬の声を聞く山東省高密市では、お正月飾りに欠かせない“春聨(チュンリエン)”の材料となる赤紙の生産が盛んになっている。
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中国人にとっては1年で最大の祝日である旧正月。翌年の旧正月までにはまだ3か月の期間があるが、高密市の東李家村はてんやわんやの大忙しだ。春聨とは、正月を祝うために門の両側の柱や家の戸口に貼る真紅の張り紙で、毛筆でさまざまな吉祥の言葉をしたためる。旧正月の季節ともなれば、家々に貼られた春聨で中国の街中は真っ赤に染まる。
東李家村では100戸近くの家が赤紙生産に従事しており、河南省、河北省、新疆ウイグル族自治区、遼寧省などに卸される。赤紙は、農民にとっては貴重な現金収入源となっている。(翻訳・編集/愛玉)
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