Record China 2016年2月11日(木) 15時40分
拡大
10日、中国甘粛省の敦煌遺跡でこのほど、中国最古とみられる玄奘三蔵と孫悟空の壁画が見つかった。
(1 / 3 枚)
2016年2月10日、中国新聞社によると、中国甘粛省の敦煌遺跡でこのほど、中国最古とみられる玄奘三蔵と孫悟空の壁画が見つかった。
【その他の写真】
敦煌研究院がこのほど公開した。壁画は西夏時代(11〜13世紀)のものとみられ、同省敦煌市に隣接する瓜州市の遺跡の洞窟内で見つかった。
計6枚に17年にわたる玄奘三蔵のインドへの修行の旅が描かれていた。6枚すべてに玄奘三蔵とお供をする孫悟空の姿があり、孫悟空は白馬を引き、玄奘三蔵の後を付いて歩いている。
壁画は伝奇小説「西遊記」が書かれた16世紀・明代より前のもの。敦煌研究院は「シルクロードは玄奘がたどった道。唐の時代の僧侶による西への修行の旅に敬意を評し、玄奘をモデルに多くの壁画が作られたのだろう。仏教遺跡や寺院の壁画の多くは、小説『西遊記』ができる前の玄奘の道筋を描いている」としている。(翻訳・編集/大宮)
Record China
2016/1/29
Record China
2016/1/22
Record China
2015/10/1
Record China
2015/6/9
ピックアップ
この記事のコメントを見る