米国企業の中国向け広告が急増、鍵を握るのはデジタル広告―米メディア

Record China    2016年2月1日(月) 20時50分

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28日、米国企業による中国向け広告のニーズが高まっている。消費意欲旺盛な中国の中間層にどうにかして売り込もうと、米国企業は今、こぞって中国に広告出稿を続けている。写真はニューヨーク・タイムズの中国語版アプリ。

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2016年1月28日、米ニュース専門放送局CNBC公式サイトによると、米国企業による中国向け広告のニーズが高まっている。30日付で環球時報が伝えた。

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経済成長にともない、中国には膨大な数の中間層が誕生している。その数は今や米国を超えたとの統計もある。消費意欲旺盛な中国の中間層にどうにかして売り込もうと、米国企業は今、こぞって中国に広告出稿を続けている。マーケティング企業eMarketerの調べでは、15年には730億ドル(約8兆8400億円)に達した。その需要を捕まえようと米メディアの中国進出も盛んだ。

ただし広告効果をあげるためには米国と中国の違いを理解する必要がある。米国では印刷物とテレビが広告の主流だが、中国ではすでにデジタルが主流。中国企業は広告予算の約40%をデジタルに集中させている。伝統的なウェブ広告だけではなく、SNSを利用した広告も盛んだ。

ローカライズへの取り組みや中国企業との提携など、中国独自の商習慣に合わせないかぎり、米国企業の成功はないとアナリストは指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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