2016年1月20日、韓国・聯合ニュースによると、無料通話・メッセージアプリ「カカオトーク」のプロフィールに使った写真がもとで、韓国の21歳の男が書類送検された。写真で着ていた服が、会社の元同僚から盗んだTシャツだったのだ。

警察によると、事件の被害男性Aさん（25）は昨年10月、勤めていた造船所の職員宿舎で、50万ウォン（約4万8000円）相当のブランドTシャツを何者かに盗まれた。フランス旅行中、恋人とおそろいで買った思い出の品だっただけに、ショックが大きかったという。

犯人が見つからないまま3カ月ほどたったある日、Aさんは何気なくカカオトークで知人のプロフィール写真を眺めていて、決定的な手掛かりを発見した。以前、同じ造船所の同僚だった男が、盗まれたカップルTシャツとまったく同じ服を着て写真に写っていたのだ。警察はAさんの通報を受け、男を窃盗容疑で書類送検した。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「泥棒するにも、もう少し賢くないとね」

「お笑い番組より面白い」

「物乞いじゃあるまいし、他人が着てた物を盗むとは」

「どう考えても頭が悪過ぎるよ。捕まって当然」

「盗んだTシャツを着てプロフィール写真とは…痛々しい」

「レンタカーを自分の車みたいに撮ってアップしてる人たちも、やめた方がいいよ」

「ブランド物だから、盗んでまでも自慢したかったんだろう」

「20代の若さでブランド物とは…。東大門市場の安物で十分なのに」

「盗んだ男より、捕まえた人がすごいね。職場でも使えそうな人だ」

「宿舎生活をしてると、こういう人がものすごく多い。どうも手癖の悪いやつが1人ずつ必ずいるんだよ」

「SNSがこういう人たちを作り出した」（翻訳・編集/吉金）