Record China 2016年1月21日(木) 5時30分
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19日、フィリピンで今年5月に行われる大統領選に出馬する南部ミンダナオ島ダバオ市のロドリゴ・ドゥテルテ市長は、「当選したら、南シナ海問題で中国と対話する。自分の祖父は中国人だ。中国と戦争を始めるつもりはない」と述べた。資料写真。
2016年1月20日、中国メディア・環球網によると、フィリピンで今年5月に行われる大統領選に出馬する南部ミンダナオ島ダバオ市のロドリゴ・ドゥテルテ市長は19日、「当選したら、南シナ海問題で中国と対話する。自分の祖父は中国人だ。中国と戦争を始めるつもりはない」と述べた。
フィリピンメディアによると、ドゥテルテ市長は中国系フィリピン人の企業経営者らでつくるフィリピン華人商工会連合(FFCCCII)が主催する「リーダー・フォーラム」でこう述べた。
同市長は「私が中国側と席について交渉する機会があれば、戦争に訴えるつもりはない。戦争による代償は背負いきれない。戦争はわれわれの国を粉砕するだけだ」と主張。その上で「自分の祖父は中国人だ。中国と戦争を始めるつもりはない。中国の福建省にいるいとこは戦争を望んでいない」と補足した。
この報道について、中国のネット上には「祖先が誰だろうと関係ない。南シナ海はすべて中国のもの。これが歴史的事実だ」「中国語は話せるのか?話せないのなら中国との関係を持ち出すな」「中国と開戦すれば滅びるのはそちら」「フィリピンに何度もだまされるな」など反発の声が多く寄せられている。(翻訳・編集/柳川)
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