アフリカ海域で中国漁船の違法操業急増、乱獲で生態系破壊も=グリーンピースが注視―仏紙

Record China    2016年1月18日(月) 6時20分

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16日、参考消息網によると、アフリカ海域での中国漁船による違法操業が相次いでおり、アフリカ24カ国が中国政府に対策を取るよう求めている。写真はハタの仲間。

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2016年1月16日、参考消息網によると、アフリカ海域での中国漁船による違法操業が相次いでおり、アフリカ24カ国が中国政府に対策を取るよう求めている。

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仏紙ル・モンドによると、アフリカ海域での中国漁船による漁獲量は年間300万トンを超え、中国の海外での漁業所得の3分の2を占めるまでになっている。西アフリカ海域では過去20年で、ハタ類の生存数が8割以上減少した。中国漁船による乱獲で生態系が破壊されている。

さらに、現地の漁業生活の生活も脅かしている。中国漁船の漁獲の出荷先はアフリカ、欧州、中国で3分される。中国漁船のアフリカ市場参入は地元漁師や零細漁業関係者に打撃を与えている。

環境保護団体グリーンピースによると、中国3大水産企業の漁船74隻がアフリカ海域で違法操業しているという。このためアフリカ24カ国はこのほど合同で中国政府に対策を取るよう求めた。(翻訳・編集/大宮)

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