第12回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表、“「爆買い」以外にできること”などユニークなテーマも

日本僑報社    2016年1月15日(金) 19時50分

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13日、日本僑報社・日中交流研究所は、今年の第12回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表した。写真は同コンクールの募集要項。

2016年1月13日、日本僑報社・日中交流研究所は、今年の第12回「中国人の日本語作文コンクール」の募集要項を発表した。

募集する作文のテーマは、昨年に引き続き3つ。1つめは、“訪日中国人、「爆買い」以外にできること”。昨年の日本の「流行語大賞」にも選ばれた「爆買い」というユニークな言葉に注目した上で、これからの日中関係発展の一助にもなり得る、日本観光についての具体的な体験談や提言をまとめてもらう。

2つめは、“私を変えた、日本語教師の教え”。前回のテーマ「わたしの先生はすごい」に続くもので、日ごろ指導を受けている日本語の先生から学んだこと、特に自分の生活や学習態度、考え方などを大きく変えた先生の教えを具体的にまとめてもらう。

3つめは、“あの受賞者は今――先輩に学び、そして超えるには?”。今年、第12回となる日本語作文コンクールの受賞経験者も中国各地に広がり、これまでに佳作賞までの各賞受賞者は延べ1200人を超えている。その受賞経験者である先輩から学んだこと、そして先輩を超えるにはどうしたらいいか、などを独自の視点・観点でまとめてもらう。

主催者は「その学生さんならではの体験や思いに基づく、オリジナリティー豊かで、新しい発見のある感動的な作品を、たくさんお待ちしています」と呼びかけている。

第12回日本語作文コンクールへの応募資格は、日本への半年以上の留学(滞在)経験のない中国人学生であること。応募作品の中から、最優秀賞(日本大使賞)1本のほか、1等賞(5本)、2等賞(15本)、3等賞(50本)の計71本、さらに佳作賞200本(昨年実績は193本)が選出される予定。最優秀賞受賞者は、副賞として日本に1週間招待される。また入賞作は「受賞作品集」として書籍にまとめられ、日本僑報社から出版される。

中国人の日本語作文コンクールは2005年から毎年開催され、今年で12回目を迎える。昨年の第11回コンクールには開催史上最多の4749本が寄せられ、コンクールは中国で日本語を学ぶ学生たちの目標の1つになっている。(編集/北田

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