2016年1月13日、北朝鮮軍がソウルなど韓国の首都圏地域に宣伝用のビラを散布したことが確認された。韓国が核実験実施への対抗措置として再開した拡声器放送の中断などを求める内容だ。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国合同参謀本部によると、この日、ソウルと近郊の京畿道の一部地域で北朝鮮軍のビラが見つかった。12日午後から13日未明にかけ、北朝鮮側からまかれたものだという。ビラの具体的な量については韓国軍が確認中だが、「戦争の導火線に火を付ける『対北心理戦』放送再開を直ちにやめろ！」など、記された文句は4種あるとみられている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「韓国にごみを捨てて行ったな」

「自分たちのように、ビラで効果があると思ってるみたいだ」

「紙も足りないだろうに。金正恩（キム・ジョンウン）はちょっと無理をしたね」

「どうやってまいたんだろう？ソウルに相当のスパイがいるようだ」

「悪あがきしてるところみると、拡声器もかなり効果があるんだな」

「どうせ誰にも読まれないビラなのに…」

「残念だけど、韓国にビラをまいたところで、北朝鮮をうらやましがるような人はほとんどいないよ。国民が食べていけないような国に、誰も行きたいと思わない」

「拡声器の音量をもっと上げてやれ」

「韓国の歓楽街に散らかってるビラを集めて北朝鮮に飛ばそう。北朝鮮兵士の脱走率が急増するに違いない」

「韓国もビラをまく良い機会だ」（翻訳・編集/吉金）