Record China 2007年11月9日(金) 11時46分
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比較的水が豊かとされる福建省でも、水の使用制限規定が条例により施行される。個人の生活や経済にも影響が予想される。資料写真。
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2007年11月8日、福建省の地元紙「海峡都市報」は、10日より新条例「福建省業種別用水規定」が実施されると伝えた。
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この規定は、福建省内での水の標準使用量を、生活用水、工業用水、農業用水の三方面から業種別に細かく定めた。例えば1人1日当たりで、都市住民は120〜180リットル、農村住民は70〜150リットル、行政機関やオフィスは180〜200リットル。
また、美容院は300立方メートル/1万元営業額、サウナ店は400リットル/1人1回、洗車店は220リットル/1台1回など、55業種341項目別に規定されている。
福建省は、1人当たりの平均水資源量は3401立方メートルで、全国平均の約1.5倍と比較的水の豊かな地域といえる。時間別・地域分配の不均衡、貯水能力の低さ、水資源の浪費といった問題が普遍的に存在する。この規定の施行は、水資源の浪費防止の他に、汚水排出の制限、環境保全も目的としている。
なお、今後、規定以上の水を使用した企業や個人に対しては、水供給量の制限や超過料金の徴収等の措置をとるとしている。(翻訳・編集/高橋)
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