“繁栄”への感慨やいかに?模範改造囚、貴重な外の空気を吸った1日―湖南省長沙市

Record China    2007年11月8日(木) 18時2分

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11月7日、湖南省長沙市の観光名所・烈士公園に省内各地の監獄から選ばれた模範改造囚292人が姿を現し、久しぶりに外の空気を吸った。

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2007年11月7日、湖南省長沙市の観光名所・烈士公園に、省内各地の監獄から選ばれた模範改造囚292名が姿を現した。しばらくぶりに目にする大都市の見違えるほどの変化に、感慨と悔悟、さまざまな思いが彼らの中に去来していた。

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「わたしたちは懸命な労働と償いを通して、われらが共産党のリーダーを支持します。過去の過ちに学び、法を守る一市民として再出発します。」と誓いを立てる模範囚たちは、所内の規律を厳しく遵守した者、学習で優秀な成績を収めた者たちが選出されている。今回はごほうびの一環として、ひさしぶりに外の空気を吸う機会が与えられた。

湖南省監獄局によると、受刑者たちのほとんどは農村出身。彼らに大都市の繁栄振りを見せることで視野を広め、更生をより促進する狙いがある。

農村出身者の犯罪が多発する背景には、農村部の余剰労働力が溢れていることに加え、貧富の格差拡大、教育面の遅れ、モラル低下などが挙げられる。

また、犯罪者は低年齢化の一途をたどっており、その原因には、多くの両親が都会へ出稼ぎに出ているため教育が行き届かないことが考えられる。年々、組織化して犯罪が巧妙になり、大規模化していることも社会を不安に陥れている。(翻訳・編集/愛玉)

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