Record China 2007年11月8日(木) 22時30分
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11月8日、食用でない化学飼料を用いて「紅心」(卵黄が赤いアヒルの卵)を生産・販売していた男に判決が下った。資料写真。
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2007年11月8日、食用でない化学飼料を用いてアヒルを飼育し、「紅心」(卵黄が赤いアヒルの卵)を販売している者がいたと、燕趙都市報が報じた。11月8日、石家荘市中級裁判所はこの悪質業者、朱来永(ジュウ・ライヨン)に対し、有毒・有害な食品を生産、販売したとして、最終判断を行い、彼の上訴を取り下げた。
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朱来永は定州市の人間である。05年4月から彼は「紅心」の卵を売買していた。ある時、アヒルが「赤い薬品」を含む飼料を食べれば「紅心」の卵を産むと聞き、「紅心」の卵を多く得るために、油に溶解する食用でない化学飼料を20kg以上買い、それを井シン県のとあるアヒルを飼育する施設へ提供し、さらにそこの人々に飼育法まで教えていた。この施設が生産した1万2400kgの「紅心」の卵は、すべて朱が取り扱い、新安県の国華食品加工工場、経該工場で加工された後、市場で流通していた。
今年9月27日、井シン県裁判所は、有毒・有害な食品を生産、売買した罪で、朱来永に懲役2年、罰金4万元(約64万円)の刑を言い渡した。朱がこれを不服として上訴したが、石家荘市中級裁判所は、彼の行為は有毒・有害な食品を生産、売買した罪であり、証拠も十分にあり刑も妥当だとした。(翻訳・編集/浅野)
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