節約に励むも水不足は深刻、リサイクル・雨水の利用・外地からの引き入れなどの対策進む―北京市

Record China    2007年11月8日(木) 12時29分

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7日、北京市水務局の焦志忠局長は、北京市の水供給が逼迫していることを明かし、今後一般水源・地下水・リサイクル・雨水の利用・外地からの引き入れという5つの手段を利用して供給を確保する方針を発表した。

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2007年11月7日、北京市で「水資源の持続可能な利用に関する国際シンポジウム」が開催された。席上、北京市水務局の焦志忠(ジャオ・ジージョン)局長は、北京市の水供給が逼迫していることを明かし、今後一般水源・地下水・リサイクル・雨水の利用・外地からの引き入れという5つの手段を利用して供給を確保する方針を発表した。

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北京市の牛有成(ニョー・ヨウチェン)副市長は、北京市の水使用量が2000年の40億4000万立方メートルから2006年には34億3000万立方メートルにまで減少したことを明らかにした。GDP1万元(約15万4000円)当たりの水使用量は164立方メートルから44.4立方メートルにまで減少、全国平均の6分の1となっている。

北京市がこれだけ水資源の節約に励むのは乾燥地帯である華北に位置するため。2010年には水資源が豊富な長江流域から北方へと水を送る「南水北調プロジェクト」も本格稼働し、一般水源・地下水・リサイクル・雨水の利用などと合わせ、水の需要を満足させることを目指すという。(翻訳・編集/KT)

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