Record China 2016年1月7日(木) 4時30分
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5日、冗談のつもりで書いた婚姻届が知らない間に提出・受理されていた場合、その婚姻が有効か否かが争われた裁判で、韓国の裁判所がこのほど婚姻は有効との判断を下した。資料写真。
2016年1月5日、冗談のつもりで書いた婚姻届が知らない間に提出・受理されていた場合、その婚姻が有効か否かが争われた裁判で、韓国の裁判所がこのほど婚姻は有効との判断を下した。韓国・ノーカットニュースなどが伝えた。
議政府地方裁判所は同日、男性A氏(28)が以前交際していた女性B氏(24)を相手取り起こした婚姻無効確認訴訟の控訴審で、A氏の請求を棄却したことを明らかにした。A氏は約4年前にB氏と交際していたものの4カ月ほどで別れ、その後、他の女性と結婚のため準備した書類で、B氏が自分の配偶者になっていた事実を初めて知った。交際中にふざけて書いた婚姻届を、B氏が勝手に市役所に提出していたのだ。
A氏は婚姻の無効化を求め裁判を起こし、B氏もA氏の主張をすべて認めたが、1審・2審ともA氏の訴えは聞き入れられず、いまだ2人は夫婦のまま。A氏は結婚を考えていた恋人とも最近別れてしまったという。裁判所は棄却理由について、「婚姻届が互いの合意なく作成されたことを認定するだけの証拠がない」としている。
A氏にとってはとんだ災難と思えるが、韓国のネットユーザーから寄せられたコメントに同情の声は少ない。
「大事な婚姻届をふざけて書くこと自体が間違ってる」
「婚姻届を冗談で書く人なんているかな?当時は真剣だったんじゃないか?」
「離婚届もふざけて書いて受理してもらえばいいよ。全部が冗談でしたってことで」
「最近の若い者には問題が多い」
「4カ月しか付き合ってない相手と、いくらなんでも婚姻届を書くか?2人ともおかしいよ」
「若い時はお互い好きで真剣に婚姻届を書いて出したけど、性格の不一致で別れてしまった。その後、男の方には新たな結婚相手が現れて、2人ともバツイチは嫌だから、届をふざけて書いたことにして訴訟を起こした。そんなところじゃないかな」
「この訴えを認めてしまったら、私たちもふざけて結婚したから離婚じゃなくて元に戻してほしいという人が大勢現れる」
「ふざけてたにしても受理されたということは、書類が完璧に整っていたということ。だから婚姻は無効にならない。当然だよ」
「Aさんが本当に受理を知らなかったのか、誰にも分からない」(翻訳・編集/吉金)
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