「中国・江西省でM6.9の地震」は誤報=地震速報に住民から「揺れは感じなかった」の声相次ぐ―中国メディアが謝罪

Record China    2016年1月5日(火) 9時7分

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4日、中国メディアの地震速報が誤報と分かり、同メディアが謝罪した。写真は地震計。

2016年1月4日、中国メディアの地震速報が誤報と分かり、同メディアが謝罪した。北京青年報が伝えた。

同メディアは中国地震局直属の情報サイト・中国地震台網の情報として、江西省九江市で同日午後2時30分ごろ(現地時間)にマグニチュード(M)6.9の地震が発生したと報道。この地震速報を多くのメディアが転載したが、同市に住むネットユーザーからは、「揺れは感じなかった」との声が相次ぎ、情報元とされた中国地震台網は報道から17分後に「間違った情報である」との声明を発表した。

その後、地震速報を伝えたメディアは誤報を認め、謝罪した。報道によると、中国地震台網は被害を軽減する目的で、地震速報をいち早く出すために複数のメディアと協力関係にある。中国地震台網の担当者は、「4日の午後はシステムのテストを行っていた」と明かしたが、九江市に関する内容が含まれていたかどうかは言及しなかった。同担当者は、テストの際にメディアが中国地震台網へのアクセス操作を誤り、間違った地震速報を出す原因になったと説明している。(翻訳・編集/内山

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