2016年1月3日、今年の中国のTVドラマアワード「国劇盛典」では、俳優ニッキー・ウー（呉奇隆）ら、中国を拠点に活動する台湾人タレントたちも主要部門で受賞している。中国時報が伝えた。

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毎年元旦に放送される「国劇盛典」は、2008年にスタートした中国有数のテレビアワード。中国に活動拠点を移して奮闘する台湾人タレントの中で、特に成功を収めている面々が主要部門で受賞を決めている。

最大の成功者とされる俳優ニッキー・ウーは、ゴールデンプロデュース賞など2部門で受賞。昨年は中国の女優リウ・シーシー（劉詩詩）と入籍し、公私ともに最高の1年となった。プロデュース＆主演ドラマ「蜀山戦記」は、ネット配信後にテレビ放映という新たな形式を導入。初回は配信スタートから4時間で、PV数が1000万回を超える空前の人気となった。

女優で最大の成功者と言われるルビー・リン（林心如）は、最も実力ある女優賞を受賞。早くからドラマのプロデュース業にも着手し、成功を収めている。ジョー・チェン（陳喬恩）は昨年、中国でドラマ2本、映画4本に出演。さらに舞台劇にも挑戦した。最も商業価値の高い女優賞を受賞している。

俳優ビクトリー・ホアン（黄維徳）は、中国進出から10年を経て、昨年は思いがけない当たり年になった。これまでは著名女優との不倫スキャンダルだけで名前を知られていたが、時代劇ドラマ「琅[王邪]榜」で悪役を演じて人気沸騰。視聴者が愛する助演男優賞を受賞している。(翻訳・編集/Mathilda)