07年度のイスラム巡礼者数、1万人超で過去最多の見込み―中国

Record China    2007年11月8日(木) 9時59分

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6日、2007年度の合法的なイスラム巡礼団の人数が1万500人以上に達する見込みであることが分かった。昨年度に比べ700人あまりの増加で過去最多となる。写真はイスラム教を信仰する回族が多く集まる陝西省西安市の「西羊市」。

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2007年11月6日、2007年度の合法的なイスラム巡礼団の人数は1万500人以上に達し、昨年度と比べて700人あまり増加し、過去最多となることがわかった。

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国家宗教事務局が11月6日に公表したところによれば、今年(イスラム歴1428年)の巡礼期間は12月18日からに22日だが、第1便の巡礼チャーター機が同月15日に甘粛省蘭州市からサウジアラビアのメディナへ向けて出発する。07年度の巡礼者数は1万312人、添乗員などを加えると、今年度の合法的な巡礼団は全体で1万500人以上に上るとと見られ、昨年度と比べて700人以上の増加となり、過去最多となる。

これに先立ち、陝西省西安市が開催した2007年度巡礼組織活動協調会議において、中国イスラム教協会副会長兼事務局長の洪長有(ホン・チャンヨウ)氏は、今年の巡礼組織活動は大がかりなものとなると語った。洪氏は、中国イスラム教会は巡礼指導機関を設立し、査証・航空券担当部門、受付宣伝教育部門を設け、それぞれが事前に査証処理、チャーター便、乗客の送迎、ワクチン接種、衛生管理、巡礼のための講習会などの手配を担当するとした。今年5月には、中国イスラム教会巡礼事務代表団はサウジ巡礼省および関連機関と2007年度巡礼活動備忘録に調印しており、また同時に担当グループをメッカ、メディナに派遣し、近年来の海外巡礼組織活動に対して評価を行っている。

中国国内のムスリムが国外へ巡礼を行う権利は、中国の『宗教事務条例』により規定され、守られている。(翻訳・編集/岡田)

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