Record China 2015年12月29日(火) 23時50分
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28日、中国の南シナ海での領有権主張に反対するフィリピンの若者47人が、南沙諸島のフィリピンが実効支配する島に上陸したことを受け、中国外交部の報道官は強い不満を表明した。写真はフィリピンの地図。
2015年12月29日、中国紙・環球時報によると、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は28日の定例会見で、南シナ海・スプラトリー(中国名:南沙)諸島のフィリピンが実効支配するパグアサ(同:中業)島に、中国の南シナ海での領有権主張に反対するフィリピンの若者47人が上陸したことに強い不満を表明した。
フィリピンメディアの報道によると、若者らは26日、上陸した際の画像をインターネット上に投稿。フィリピンの大統領報道官は27日、「アキノ大統領は若者たちの愛国心は認めると理解を見せた」とした上で、「他の方策で政府の立場を支持すべきだ」と述べていた。
陸報道官は「中国は中業島を含む南沙諸島に争いのない主権を有している」とした上で、フィリピンに対し「違法に侵略・占領した中国の島しょから一切の人員と施設を撤去し、地域の平和と安定および中国とフィリピンの関係に不利となることを二度としないよう促す」と主張した。(翻訳・編集/柳川)
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