Record China 2015年12月28日(月) 10時30分
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27日、中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会が、「人口・計画出産法」改正案を可決し、「晩婚休暇」が廃止されることが正式に決まった。写真は中国の結婚証明書。
2015年12月27日、中国紙・新京報によると、中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会が同日、「人口・計画出産法」改正案を可決し、「晩婚休暇」が廃止されることが正式に決まった。
従来の規定では、「晩婚晩育(晩婚と遅い出産、初婚年齢が男性満25歳、女性満23歳以降、女性の第1子の出産年齢が満24歳以降)の公民は、結婚休暇の延長や育児休暇の奨励、その他福利待遇を受けられる」とされていた。今回の改正で「法律、法規の規定に該当し子女を出産する夫婦は、育児休暇の奨励の延長、その他福利待遇を受けられる」とされた。
中国国家人口・計画生育委員会法制司の張春生(ジャン・チュンション)司長は、「中国の初婚年齢は現在、約25歳であり、第1子の出産年齢も約26歳となっている。こうした情勢に基づき、今回の改正では、晩婚晩育に制限を設けないこととし、それに伴い、従来の晩婚休暇も廃止される」と説明した。
中国メディア・鳳凰網によると、従来の晩婚晩育による福利待遇は地域により異なり、北京や上海では、結婚休暇が3日間、晩婚休暇が7日間とされていた。(翻訳・編集/柳川)
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