2015年12月25日、環球網は韓国・聯合ニュースの報道を引用し、今回の日韓外相会談で慰安婦問題が妥結した場合、日本政府は朴槿恵（パク・クネ）韓国大統領の2016年内の訪日に向けた具体的協議を進める方針だと伝えた。

岸田文雄外相と尹炳世（ユン・ビョンセ）外相による会談は28日にソウルで開かれる予定と報じられており、日本メディアからは「外相会談で妥結に至れば、2016年に日韓首脳会談が再度行われる可能性が高い」との見方が出ている。

朴大統領は先月2日の日韓首脳会談で、「慰安婦問題が両国の関係改善の妨げになっている」と指摘し、元慰安婦女性と韓国国民が受け入れられる形で日本は問題を解決すべきとの考えを示した。安倍晋三首相は会談後のインタビューで今年は日韓国交正常化50周年の年である点に言及、両首脳は慰安婦問題の早期解決に向けて交渉を加速することで意見が一致したと説明した。（翻訳・編集/野谷）