韓国経済にとっての2015年、内外ともに悪材料重なる多難な1年―韓国メディア

Record China    2015年12月27日(日) 20時10分

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23日、複雑に入り乱れる国内外の経済情勢から、韓国経済にとって2015年は困難な1年となった。写真はMERS流行中のソウル。

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2015年12月23日、韓国・聯合ニュースによると、複雑に入り乱れる国内外の経済情勢から、韓国経済にとって2015年は困難な1年となった。中国新聞社が伝えた。

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韓国経済は第1四半期の時点では比較的良好だったものの、5月には中東呼吸器症候群(MERS)の流行が国内需要に打撃を与えた。また、新興国の経済成長鈍化で輸出が厳しくなるなど、難しい国内外情勢の中で、造船や海運など韓国の主力産業は苦しい構造改革を迫られた。さらに、米国の利上げ予想の影響で、国内の金融市場は不安定な状態が続いた。

韓国経済の復興が行き詰まる中、韓国政府は利下げや一部商品の税率引き下げ、消費を促す「韓国版ブラックフライデー」など一連の景気策を行い、一定の効果を上げ、第3四半期には経済成長率を1.3%に回復させている。労働、公共、金融、教育の4大改革を推し進め、5月には公務員年金制度改革案を通過させ、労働市場改革案では労使と政府の間で合意に達するなどの成果も上げている。

しかし、韓国の経済や国民生活に関連する法案はいまだ国会を通過させられず、今後の経済成長にはさまざまな課題が残されている。(翻訳・編集/岡田)

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