2015年12月19日、中国の掲示板サイトに「友人が日本車を買ったが、その理由に何も言えなかった」と題するスレッドが立った。

スレ主の友人は「中国東北地方は資源が豊かだが国内でも経済が遅れている地域だ。日本が東北地方を管理していればもっと豊かになっていたはず。日本車を買ったのは、虚偽的な愛国なんて何の意味もなく、実利を考えれば日本車は燃費がいいからだ」と語ったという。スレ主は、「こういう考えの人は少なくないと思う。実際、町には日本車があふれており、確かに燃費がいい」と感想を述べた。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「他人頼みで経済が良くなるわけがない」

「東北地方の経済と日本車にどんな必然的な関係があるのか」

「日本車を運転している人はみんな民度が低い」

「日本車を買う人はここ数年で減ってきていると思うけど」

「こういう人間はすぐにでも売国奴になるものだ」

「どんな車を買おうと個人の自由だが、外国車はたくさんあるのになぜ日本車を買うのか、理解に苦しむ」

「日本車は確かに燃費がいいが、国産車だってそれほど悪くない。でも中国メーカーはアフターサービスが悪すぎる」

「日本車の方が中国車より質が高いのは確か。でも日本が優位な産業は減ってきている。自動車も倒れたら日本は終わりだな」（翻訳・編集/山中）