今年メガヒットした中国映画の過半数はパクリ?F・コッポラ監督の人気作も被害か―中国

Record China    2015年12月23日(水) 23時20分

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22日、今年の中国では国産映画が市場を席巻したが、メガヒット作となった人気映画の過半数に海外作品からのパクリを疑われるという事態が発生した。

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2015年12月22日、今年の中国では国産映画が市場を席巻したが、メガヒット作となった人気映画の過半数に海外作品からのパクリを疑われるという事態が発生した。鳳凰網が伝えた。

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米国に次いで世界2位の映画市場へと成長した中国。今月初めに発表されたデータによると、今年11カ月間の興行収入だけで初めての400億元(約7470億円)超えを達成した。国産映画が占めるシェアは、12年に輸入映画を逆転したが、今年は59.2%とさらに成長。興収10億元(約187億円)を超えるメガヒット作が「モンスター・ハント(捉妖記)」をはじめ、「ロスト・イン香港」「夏洛特煩悩」「煎餅侠」と4本も誕生した。

大ヒットを記録したこの4本のうち、3本に対して公開後にパクリ疑惑が浮上した。特に大きな話題となったのが「夏洛特煩悩」で、フランシス・コッポラ監督の映画「ペギー・スーの結婚」からの盗作が疑われた。現在の記憶を持ったまま過去に戻り、人生を見つめ直すという筋書きがそっくりだと指摘されている。話題になった当時、同作を担当した2人の監督は「指摘された米映画を見ていない」と疑惑を否定している。

このほか、人気シリーズ最新作となった「ロスト・イン香港」には、米国や香港映画からの盗作疑惑が浮上。これに対して担当した脚本家の1人は、「海外作品を参考にするのは今の中国映画界によくあることで、法律面から見れば盗作とは呼べない」とコメントを発表している。

また、コメディー映画「煎餅侠」は、スティーヴ・マーティン主演の米映画「ビッグムービー」や香港映画「買凶拍人」からのパクリではないかと話題になった。(翻訳・編集/Mathilda

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