Record China 2015年12月22日(火) 21時40分
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22日、韓国のセウォル号惨事を調査している特別調査委員会の聴聞会で、証人らが事前に口裏を合わせた上で証言していた疑惑が持ち上がった。写真はソウルにある犠牲者の追悼施設。
2015年12月22日、韓国・マネートゥデイによると、韓国で昨年4月に起こったセウォル号惨事を調査している特別調査委員会(特調委)の聴聞会で、証人らが事前に口裏を合わせた上で証言していた疑惑が持ち上がった。
特調委はこの日、「証人向けに作られた聴聞会用の台本とみられる」という30〜40ページからなる文書の一部を報道陣に公開した。表紙には「セウォル号特別調査委員会聴聞会資料」とのタイトルと共に「関係外秘」を意味する文句があるほか、本文には「初期救助活動」「他機関・勢力による統制疑惑」など、聴聞会で焦点となるであろう項目ごとの質問と回答が並んでいる。
特調委は文書の存在から「証人らが聴聞会以前に集まり対策会議をしていたことが強く疑われる」と主張、「口裏合わせがあったからこそ、第1回聴聞会で証人らがそろって『覚えていない』『下の人間がやるべきだったができなかった』と言い繕っていたものとみられる」とした。ただ、特調委がどのように文書を入手したのか、具体的にどの証人に対する文書なのかについては明らかにされていない。
特調委による第1回聴聞会は14日からソウル市内で開かれ、現場に出動した海洋警察隊員らへの聞き取りが行われた。
この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「そもそも朴槿恵(パク・クネ大統領)が行方不明だった7時間のことからして捏造(ねつぞう)と口裏合わせをしてるでしょ」
「セウォル号問題を作り上げた人たちが正当な審判を受けない以上、韓国は民主国家とは言えない」
「国民のための政府なのか、大統領のための政府なのか」
「家族を失った人たちに謝りもしないどころか、口裏を合わせてうそをつくとは!」
「罪人には必ず罰が与えられるものだ」
「隠すことがそんなに多いの?」
「聴聞会自体が無意味だよ。何も期待できない」
「韓国がセウォル号と共に沈んで行く」
「捏造政権に真実はない」
「朴槿恵が大統領でいる限り、韓国に真実という物はない」(翻訳・編集/吉金)
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