日本も襲った赤サンゴ密漁船、中国が147隻を摘発―福建省

Record China    2015年12月18日(金) 9時50分

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16日、中国・福建省当局は、密漁の取り締まりで摘発した違反漁船の解体を行った。写真はサンゴ。

2015年12月16日、中国・福建省当局は、密漁の取り締まりで摘発した違反漁船の解体を行った。新華社通信が伝えた。

当局の取り締まりは赤サンゴの密漁を中心に、船名船号・船舶証明書・所属港がない「三無」漁船を摘発した。赤サンゴは中国の富裕層に人気で、高値で取引されている。そのため、一獲千金を狙い2014年には日本の小笠原諸島沖や伊豆諸島周辺に中国漁船が押し寄せ、赤サンゴを密漁する漁船が後を絶たず、同年10月には日本政府が中国に再発防止を要請する事態にまで発展した。

福建省の2015年の取り締まり活動は1月から始まり、これまでに赤サンゴの密漁船147隻を含む868隻を摘発。うち420隻の漁船が解体された。(翻訳・編集/内山)

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