日本の電子産業衰退は匠の精神にこだわり過ぎたから?=「時代の流れについていけなかった」「消費者の感覚を無視したということ」―中国ネット

Record China    2015年12月13日(日) 8時0分

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11日、中国の掲示板サイトに、「日本の電子産業が衰退したのは匠の精神にこだわり過ぎたから」と題するスレッドが立った。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2015年12月11日、中国の掲示板サイトに、「日本の電子産業が衰退したのは匠(たくみ)の精神にこだわり過ぎたから」と題するスレッドが立った。

スレ主は、最近の日本の電子産業の衰退ぶりについて、「かつて日本経済神話を創り上げた電子産業の巨頭たちは、今や崖っぷちにいる」と指摘。その原因について、「ハード分野では匠の精神が有利となるが、今やソフトが重要な時代であり、匠の精神に固執することがソフト面での遅れとなり、電子産業衰退の根本原因となった」と主張した。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「消費者のことを理解していないからだな」

「結局のところ時代の流れについていけなかっただけのこと」

「確かにその通りだ。今の日本の電子産業は台湾にも劣る」

「匠の精神は品質を保証してくれるが、クリエイティブとはならない」

「つまり、自分が完ぺきと思うものに酔って消費者の感覚を無視したということかな」

「日本はこれまでも大局的な観点と長期的戦略に欠けていた。だから環境の変化についていけない」

「細部にこだわり完璧な製品を追求する日本のプロ意識には敬服するが」

「日本は部品に移行しただけだ。スマホ部品の多くが日本メーカーだよ」

「でも日本がいなかったら多くの業界がつぶれると思うぞ」(翻訳・編集/山中)

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