Record China 2015年12月11日(金) 6時46分
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10日、中国北京市は市内のPM2.5の濃度について、「今年1〜11月の平均濃度は前年同期より16.6%低下した」と発表した。写真は「赤色警報」発令下の北京。
2015年12月10日、中国北京市は市内のPM2.5の濃度について、「今年1〜11月の平均濃度は前年同期より16.6%低下した」と発表した。同日付で新華網が伝えた。
発表によると、今年1〜11月に市内で観測されたPM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり74マイクログラムだった。
同市は今月7日、大気汚染警報で最高レベルとなる「赤色警報」を初めて発令。これに合わせた措置が8日午前7時に始まったが、この日のPM2.5の値は200〜300マイクログラムが観測されている。また、先月30日には市内の多くの場所で500マイクログラムを突破、一時1000マイクログラム近くにまで達した地点もあり、この時はインターネット上に「(白いもやに覆われて)北京の街がなくなった」などの書き込みも見られた。
今回の北京市の発表に対しては「12月の数字を入れたらどうなることか…」「今日の空を見てみてよ」「がん患者の人数の推移も発表してくれ」「素晴らしい!空気は新鮮っていうことだろ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷)
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