2015年12月9日、宇宙航空研究開発機構（JAXA）は金星探査機「あかつき」が金星の軌道投入に成功したと発表した。AFP通信が伝えた。

JAXAによると、日本の探査機が地球以外の惑星を回る軌道に入ったのは初めてだという。あかつきは2010年に主エンジンの故障により軌道投入に失敗していたが、2度目の今回で成功した。中村正人プロジェクトマネジャーは会見で、初期の観測を3カ月間行った後、来年4月から2年間、本格的な観測を行うと述べた。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「素晴らしい！観測の結果が待ち遠しいよ」「わー！！成功したと聞いてとてもうれしい」「このプロジェクトの技術者たちはものすごい忍耐力と優れた技術を持っているんだね」「日本とドイツのエンジニアのことは決して疑わないよ」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/蘆田）