イスラム国の収入は月に約100億円、税金以外に石油や文化財の密輸が収入源―英メディア

Record China    2015年12月10日(木) 1時43分

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8日、イスラム国の収入は月8000万ドル(約98億円)に上るとみられる。最大の収入源は税金、次に石油密輸出だという。空爆で石油収入が落ちる中、支出削減や新たな税の創出に取り組んでいる。

2015年12月8日、中国青年網によると、イスラム国の収入は月8000万ドル(約98億円)に上り、石油輸出が43%占める。

英誌「IHS紛争モニター」は7日、イスラム国の収入に関する報告書を発表した。総収入は月に約8000万ドル。ロシアとトルコが舌戦を繰り広げている石油の密輸出は収入の43%を占めている。

石油密輸出以上の収入源となっているのが税金だ。総収入の約50%を占めている。あらゆる経済活動に20%を課税している。また、有志連合の空爆により石油の精製・輸送能力が低下しているため、戦闘員の給与減額や新たな農業税の導入を実施している。

税や密輸出以外の7%は麻薬、文化財の密輸出、身代金、略奪などで占められている。(翻訳・編集/増田聡太郎

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