北京の大気汚染に再び「オレンジ警報」、学校の屋外活動は中止・公共交通機関は輸送力拡大で対応―中国紙

Record China    2015年12月7日(月) 12時26分

拡大

7日、中国北京市で深刻な大気汚染の発生を示す「オレンジ警報」が発令された。写真は北京。

2015年12月7日午前0時、中国北京市で深刻な大気汚染の発生を示す「オレンジ警報」が発令された。同日付で新京報が伝えた。

当局は5日午後5時、「7日から9日にかけて深刻な状況になる」と同警報の発令を31時間前に発表。解除は10日午前0時の予定で、9日夜から10日にかけて流れ込んでくる冷たい空気が大気の状況を改善に向かわせるとみられている。

今回の警報発令を受けて、北京の教育委員会は小中学校に対して屋外活動の中止を指示、一部の学校は保護者に対して自宅学習を認めるとの通知を出した。また、公共バスや地下鉄も輸送力引き上げなどの対応策を取っている。

北京では先月27日から重度の大気汚染が発生し、同29日に発令されたオレンジ警報が今月2日に正式解除となったばかり。この6日から9日にかけての大気汚染は、北京やその周辺の天津・河北、山東、河南、山西など広範囲に影響を及ぼすと予測されている。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携