2015年11月30日、韓国・国民日報は、世界の情報通信技術（ICT）発展指数調査で韓国が167カ国中トップとなり、名実共に「IT強国」であることを認められたと報じた。

国連の機関、国際電気通信連合（ITU）の年次報告書によると、世界の情報通信技術（ICT）発展指数で韓国が2年ぶりに首位に返り咲いた。昨年はわずか0．01点差でデンマークに1位を明け渡し、2位となっていた。今年の2位はデンマーク、3位はアイスランドだった。

報告書はまた、情報通信技術に関する接触や使用の水準はこの5年で世界的に向上しており、今年は世界人口の43．4％、32億人がオンラインで結ばれた状態にあると伝えた。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「保安面ではどうかな？」

「それでいて、韓国が持つ世界的なIT企業はサムスン電子だけ。しかもサムスンはスマホを家電と見なして作っている」

「韓国のIT強国は、ただネット利用強国っていうことでしょ。通信会社をはじめ、他の企業も設備やプログラムはみんな外国製だ」

「こんな1位は何の意味もない」

「発展指数に比例して、個人情報流出指数も高いはず。個人情報保護の不感症も国民の間に広がっていると思う」

「確かに、ネットの通信速度だけは最高。海外をあちこち回ると余計に感じる」

「ろくなソフト一つない韓国がIT強国とは、犬にも笑われる」

「記者がITに関する基本知識さえ持っていたら、『IT強国』なんて言葉は恥ずかしくて使えないだろうに」

「ソフトウエアは指数の評価項目にないみたいだね」（翻訳・編集/吉金）