2015年12月3日、韓国・ニューシスによると、韓国の李明博（イ・ミョンバク）前大統領が自身のフェイスブックに、「世界は依然として美しく、そのため私たちは今日も懸命に生きる価値があるということを確かめることができる」と書き込んだ。

李前大統領は同日、自身のフェイスブックで、北朝鮮の地雷挑発により足を切断する重傷を負ったが、再び軍に復帰した韓国人兵士と、娘が生まれたことをきっかけにフェイスブックの所有株99％を慈善活動のために寄付することを発表したフェイスブックの創設者ザッカーバーグ夫婦について言及。「今後も軍のために努力したいという兵士の力強い抱負と、次の世代がより幸せな世界で生きるため投資する義務を訴えたザッカーバーグ夫婦の姿を見て、懸命に生きる価値があることを改めて確認でき、希望で胸がいっぱいになった」などと書き込んだ。

これについて、韓国のネットユーザーは批判的なコメントを多く寄せている。

「自分にそのセリフを言う資格があるのかを、まずは考えてほしい」

「李前大統領のせいで、韓国がヘル朝鮮（地獄の韓国）と呼ばれていることを知らないのか？」

「李前大統領のような詐欺師には、ヘル朝鮮が美しく見えるのだろうか？」

「李前大統領は国の大事なお金を自分のポケットに寄付したくせに…」

「李前大統領のせいで、われわれの世界は灰色になった。自ら命を絶つ人が増え、経済成長率も下がる一方」

「李明博が大統領になる前まで、世界は本当に美しかった。そして今、このニュースを見て、韓国には希望がないと確信した」

「胸に手を当てて考えてみてほしい。『自分は韓国のために何をしたか？』と…」（翻訳・編集/堂本）