iPhoneを拾った中国の女子大学生、返却途中で盗まれ持ち主に弁償迫られる―重慶市

Record China    2015年12月4日(金) 0時27分

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29日、重慶市でこのほど、iPhone 6 Plusを拾った女子大学生が持ち主に返そうと待ち合わせ場所に向かったが、途中で盗まれ弁償を迫られた。

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2015年11月29日、人民日報(電子版)によると、重慶市でこのほど、iPhone 6 Plusを拾った女子大学生が持ち主に返そうと待ち合わせ場所に向かったが、途中で盗まれ弁償を迫られた。

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今月24日、大学4年生の女性は仕事の面接に向かった際に立ち寄った公衆トイレで、iPhone 6 Plusを拾った。すぐに面接があったため女子大学生は一旦保管し、面接後に端末から連絡先を探した。幸いにもロックが掛けられていなかったため女子大学生は持ち主と連絡を取ることに成功し、場所を決めて返す手配をした。

ところが、待ち合わせ場所に向かっていた途中の信号待ちで、ポケットに入れていたiPhone 6 Plusが盗まれ、女子大学生は待ち合わせ場所で持ち主に事情を説明。だが、持ち主の男性は「なくしたのはあなたの責任」と女子大学生に弁償を迫り、女子大学生は友人にお金を借り4700元(約9万円)で同じもの買い持ち主に弁償した。

これに対し自分も大学生と語る持ち主の男性は、「何度も端末に電話したが誰も電話に出なかった」とし、スマホが盗まれたのは女子大学生の演技だと語った。

これに対し女性大学生は、「おそらく電波が悪い場所にいたから気が付かなかったのだと思う。面接があったためすぐに連絡できなかった。ねこばばする気なら連絡はしない」と説明した。

市民からは「女子大学生は返すと連絡したのだから、ねこばばする気はなかったはず。責任を彼女に負わせるべきではない」と女子大学生を擁護する声のほか、「きちんと保管できなかった女子大学生にも責任はある。弁償は当然」と持ち主の要求を支持する声も聞かれた。一方、弁護士は、「女子大学生は持ち主に返却しようとし、保管にも問題はないと思われる。女子大学生に責任はない」と述べた。(翻訳・編集/内山)

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