前倒しされる「ブラックフライデー」、中国にも波及―中国紙

Record China    2015年11月28日(土) 4時5分

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27日、中国のショッピングイベント「ダブル11」(11月11日)が終わると、米国の「ブラックフライデー」がすぐにやって来る。資料写真。

2015年11月27日、中国のショッピングイベント「ダブル11」(11月11日)が終わると、米国の「ブラックフライデー」がすぐにやって来る。感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日にあたるブラックフライデーは、米国の一大セール期間の始まりを告げる日だが、米小売業者の一部は「フライング」ですでにセールを始めている。ブラックフライデーは前倒しされた格好だ。環球時報が伝えた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、メイシーズなどの小売店舗は今週から中国人向けにブラックフライデーの割引サービスを提供している。最近の海外通販の飛躍的な発展にともない、今年はアマゾン中国法人、洋碼頭、京東全球購といった海外通販プラットフォームもブラックフライデーに参入した。洋碼頭は、「世界各地のバイヤーと手を組み、大手デパートからごっそり仕入れた商品を消費者に販売する」と意気込む。

中国電子商取引研究センターネット小売部の莫岱青(モー・ダイチン)センター長(シニアアナリスト)は、「中国のダブル11との間隔が近いことから、ブラックフライデーは将来、ダブル11の熱気を受け継いで、国際版ダブル11になる可能性がある」と話す。調査によると、中国人消費者の35%以上が海外通販サイトを通じてブラックフライデーのセールを利用しようとしており、この数は前年に比べ26%増加した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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