韓国のT−50練習機、米国の反対で輸出ならず=中ロへの技術流出や中韓蜜月を懸念か―中国メディア

Record China    2015年11月25日(水) 8時56分

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23日、韓国がウズベキスタンに練習機を輸出しようとして米国の反対に遭ったが、その背景には中韓関係の深まりがあるとみられている。資料写真。

2015年11月23日、中国新聞社によると、韓国がウズベキスタンに練習機T−50「ゴールデンイーグル」12機を輸出しようとして米国の反対に遭った。取引額は3400万ドル(約40億8000万円)に上るが、エンジンや電子装備が米国製のため、米国の許可なく輸出できないことになっている。しかし、韓国がこれまでインドネシアやイラク、フィリピン、タイなどへ輸出した際に問題視されることはなかった。

米国がT−50の輸出を阻んだ背景には、ウズベキスタンが中国と政治的にも軍事的にも密接な関係にあり、T−50に使われている技術が流出することを懸念したことがあるとみられる。米国は同様の理由から、韓国が進めている次期戦闘機「KFX」開発事業への技術提供も拒否した。

T−50は韓国が米ロッキード・マーティンと開発した練習機だが、最新戦闘機と比べると見劣りする機体で、中国やロシアも先端技術を保有している。そのため、技術流出への懸念は単なる感情的なものにすぎず、近年の中韓関係がかつてない深まりを見せていることで、米国が横やりを入れた形になったと記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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