2015年11月18日、中国新聞社によると、中国人民銀行は12日から発行した新100元札について、受け取りを拒否してはならないと述べた。

最新の偽造防止技術を採用した新100元札はATMで認識されず、偽札鑑別機でも偽札として鑑別されるため店が受け取りを拒否するなど、問題が多発している。しかし、人民銀行の関係する責任者は、「新100元札は法定通貨であり、いかなる企業や個人も受け取りを拒否してはならない」と述べ、拒否したなら法に基づき処理することを示唆した。

このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「偽札鑑別機ではじかれちゃうんですけど」

「俺は昨日、病院で受け取り拒否された」

「まだ偽札は出ていないはずだから、新100元札は安全だと思う」

「まだ多くの国民が見た事がないのをいいことに、悪者が大量に紙幣を偽造していたらどうするんだ？」

「これは人民銀行自身の問題だろ。他人を指示する権利はない」

「人民銀行はおばかすぎ。まずは偽札鑑別機をすべて交換してからにしてくれる？」

「こんなにも重要な事なのに、準備作業がこんなにも不十分だなんて何も言えないな」

「人民銀行の管理レベルがよく分かるよ」

「拒否したら法に基づき処理？なんの法に基づくんだ？」

「受け取りを拒否するかどうかの問題ではなくて、鑑別機に問題がある。つまり人民銀行に問題があるんだよ」（翻訳・編集/山中）