2015年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、国連は18日（現地時間）、潘基文（パン・ギムン）事務総長の北朝鮮訪問計画について議論を進めていることを初めて公式に認めた。

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国連のドゥジャリク事務総長報道官は会見で、「事務総長は、朝鮮半島に対話の雰囲気をつくり出し、平和と安定を増進させるため、北朝鮮訪問を含む建設的な努力を喜んでする用意があるとこれまでも継続して示してきた」とし、「現在（潘氏の訪朝についての）議論を進めている」と明らかにした。

ある国連情報筋は、「事務総長が訪朝を推進しているのは事実であり、現時点では複数の日程を想定し調整を進めている状態」とし、このほど中国国営の新華社通信が報じた今月23日の訪朝も候補であったものの、日程が合わず見送られたとした。

国連報道官はこれまで、事務総長の訪朝報道について「ノーコメント」としてきた。

これに、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「潘基文が北朝鮮に行ったところで、何がどう変わるんだ？」

「（韓国の）大統領選の準備中ってことだね」

「世界がテロの恐怖におびえているのに…まさか個人的な欲のためじゃないですよね？」

「中国の軍事パレードには行くのに、パリのテロ事件現場には行かないの？それで急に北朝鮮？西欧の人たちにまた無能と言われそうだ」

「行かない方がいい。金正恩（キム・ジョンウン）に見下される」

「世界中が「イスラム国」で大騒ぎの時期に訪朝とは…。世界中の人がどう思うかな？」

「潘氏の仕事の仕方はなんとなく不透明で不明確な感じがする。いつもああだこうだと周りを惑わせてしまうのはなんでだろう？」

「『火のない所に煙は立たず』、昔の人の言うことは間違いないね。否定してたのに、ようやく認めたか」

「事務総長が訪朝しても、北朝鮮は何も変わらない。むしろ事務総長を利用して北朝鮮の格を上げることに全力を尽くすだろう」（翻訳・編集/吉金）