Record China 2015年11月21日(土) 5時52分
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18日、信息時報によると、中国広東省在住の女性が15年前に銀行に預け入れた5000元が“行方不明”になったとして、市民の間に波紋を広げている。写真は人民元。
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2015年11月18日、信息時報によると、中国広東省在住の女性が15年前に銀行に預け入れた5000元(約9万6000円)が“行方不明”になったとして、市民の間に波紋を広げている。
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同省広州市に住む66歳の湯さんは15年前、老後の暮らしに役立てようと苦しい生活の中から貯めたタンス預金5000元を銀行に預けた。しかし、先月中旬にこれを引き出そうとしたところ、銀行側は「預金データが存在しない」との理由から手続きを拒否。「1カ月間待ってほしい」と言われた湯さんは今月16日に再び銀行を訪れたが、回答は1カ月前と同じだった。この問題に対し、銀行の顧客担当責任者は「湯さんの預金期間は非常に長く、この間に内部システムのバージョンアップを数回行っている。預金データが見当たらなくなった」と説明、「上に相談し、手掛かりとなる情報が見つかればすぐに預金者側に連絡する」としているが、具体的な時間については「見当が付かない」と回答している。
同市の現在の最低賃金(月給)は1895元(約3万7000円)。湯さんの身に起きたトラブルに対し、ネットユーザーの間からは「スイスの銀行だったら100年の預金だって問題ないのに」「パソコン上のデータが消えても書類は残っているだろう。1カ月も待たせるなんてひどすぎる」「かなり前に借りた銀行ローンも返さなくていいとか?」「15年前の5000元って今では2万元くらいになるのでは」などの意見が寄せられている。(翻訳・編集/野谷)
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