VW排ガス不正問題きっかけに韓国市場で攻勢掛ける日本車=韓国ネットは自国車を諦め、日本ネットは「今もシェアが11%ある」ことに驚く

Record China    2015年12月10日(木) 4時43分

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9日、長らくドイツ車の人気が高かった韓国の輸入車市場で日本メーカーが攻勢を強めているとの報道について、日本ネットは「逆に日本車のシェアが今も11%もある」ことに驚いている。写真はソウル。

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2015年12月9日、長らくドイツ車の人気が高かった韓国の輸入車市場で日本メーカーが攻勢を強めているとの報道について、韓国ネットからは「国産車が日本車の品質を追い越してくれればと思っていたけど、もう諦めたよ」の声。一方、日本ネットは「逆に日本車のシェアが今も11%もある」ことに驚いている。

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韓国・毎日経済によると、同国の輸入車市場は2008年の金融危機以降、燃費を重視したドイツ車など欧州のディーゼル車が、それまで圧倒的シェアを誇っていた日本車を駆逐して市場を席巻した。ところが今年になってフォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題発覚をきっかけに市場の様相が一変。消費者のドイツ車に対する不信感が高まる一方、日本メーカーが低価格と高い安全性の車種を投入し、一気に攻勢を掛けているという。日本メーカーにとっては、現在11%にすぎないシェアを拡大する絶好の機会だ。

この報道について韓国のネットユーザーからは、「日本車の技術力は認めざるを得ない。国産車だって品質さえ良ければ愛用するのに」「もちろん日本は好きじゃないけど、日本車に乗ったから親日というのはおかしい」「韓国車が日本車に劣っているということより、韓国の国民性が日本の国民性にかなわないということの方が問題」などのコメントが寄せられた。

これに対して日本のネットユーザーからは、「人気になった車はパクられるので要注意」「良い商品を買いたいのは消費者として当たり前のこと。だから日本車が人気なのは当然でしょう」「親日は問題だ!!という世論があること自体が問題」などの声が集まった。それにしても「逆に日本メーカーのシェアが(今でも)11%もあることは驚き。日本が嫌いなら、全く乗らないはずだがな」。反日世論が依然根強い韓国社会の不思議の一つと言うべきか。(編集/長澤)

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