2015年11月13日、中国新聞社によると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が慰安婦問題で日本側に再三にわたり解決策の提示を求めていることに対し、日本政府が不満を表明する可能性が出ている。日本側は「解決済みの問題を蒸し返した責任は韓国にある。解決案を示すべきは先方だ」と認識しているとみられる。

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日本メディアによると、日本政府は1993年の河野洋平官房長官（当時）談話の中で謝罪しているが、韓国は日本非難をやめない。これに対し安倍晋三首相は「強い懸念」を抱いており、日本が解決策を提示しても何の解決にもならないとみている。

さらに、萩生田光一官房副長官がこのほど、韓国にまず解決策を提示するよう要求。「主導権は韓国の手中にある」としたことからも、双方の認識に大きな隔たりがあることが分かる。日韓は今後外務省の局長級協議を通じて解決策を模索するが、話し合いは難航しそうな雲行きだ。（翻訳・編集/大宮）