日の丸ジェット旅客機MRJ、初飛行成功に米中韓ネットの反応さまざま

Record China    2015年11月15日(日) 6時30分

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日本の国産ジェット旅客機MRJの初飛行成功に、米国や中国、韓国のネットユーザーからは、さまざまな声が集まった。資料写真。

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2015年11月14日、国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が11日、初飛行に成功したニュースは、海外でも報じられた。これに各国のネットユーザーは「品質はどこにも負けないだろう」(米国)、「ライバルが隣に存在するのは良いこと」(中国)、「やっぱり日本は実力がある」(韓国)などの反応を見せている。

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日本初の国産ジェット旅客機となるMRJについて、米国のネットユーザーは「品質はどこにも負けないものだろうな!」「(トヨタの高級車)レクサスと同じくらいの信頼性を持たせることができれば、失敗することはない」などとコメント。

MRJが挑むのは、座席数100席以下の小型ジェット機市場だが、「日本製の旅客機が車と同じように高品質で信頼できるものなら、(大型機メーカーの)ボーイングとエアバスは気をつけた方がいい」「ボーイングの終わりの始まりだ」などの指摘も少なくなかった。

中国ではMRJのライバルとされるARJ21が08年に試験飛行を成功させ、来年には商業飛行を始める予定。MRJは今後、各種のテストが必要で、納入は17年春になりそうだ。

中国のネットユーザーは「日本のようなライバルが中国の隣に存在するのは良いこと。国力は絶えず増強させなければならないということを、いつも意識させてくれる」と余裕をのぞかせる一方で、「MRJは開発から飛行まで7年、すでに400機を超える受注を取り付けたとか。ARJ21はここまで12年。受注数は300機。設計から性能までMRJの方が上だという話もある」と警戒する声もあった。

韓国・聯合ニュースは「MRJは飛行距離が約3400キロと比較的短く、近距離路線に適しており、海外競合他社の同等モデルに比べて燃費が20%程度改善されている」などと報道。

韓国のネットユーザーは「やっぱり日本は実力があるな」「うらやましいばかりだ。韓国はいつになったら造れるんだろう?」「市民意識から科学技術まで、日本から学ぶべきことは多そうだ」「そもそも韓国が日本をライバル視すること自体コメディーだ」なとの書き込みを寄せている。(編集/大隅)

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