中国の新100元札、「偽造防止の新技術」が採用されたのに紙幣識別機は「偽札」と判断、ATMも取り扱い不能=中国ネット「発行早々メンツが…」

Record China    2015年11月13日(金) 15時18分

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13日、央広網によると、中国吉林省長春市で、前日に発行が始まった新100元札を入手した人から「想定外のトラブル」が報告されている。写真は新100元札のサンプル。

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2015年11月13日、央広網によると、中国吉林省長春市で、前日に発行が始まった新100元札を入手した人から「想定外のトラブル」が報告されている。

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中国人民銀行は12日、偽造防止の新技術を施した新100元札を発行した。デザインは旧版と同じく初代中国国家主席、毛沢東氏の肖像だが、表面の「100」の文字が見る角度によって色が変わるなどの偽造防止技術が採用されている。しかし、同日に銀行窓口で新100元札4枚を入手した同市のネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「要注意!偽造紙幣の検出機には引っかかるし、銀行のATMも識別できなかった」と投稿。記者があるスーパーで試してもレジの機械は「偽札」と判断し、店員からは「申し訳ございません。新100元札対応の機械ではないので…」と受け取りを拒否されたという。スーパーの店舗内にあるATMも新版を識別できず、ATMを設置した銀行からの回答は「対応処理が終わっているのは一部のATMだけ。今週中には全てのATMで完了する見通し」だった。

この報道に対し、ウェイボーには「自分も同じ体験をした!」「偽札がもっと出回りやすくなるんじゃないの?」「本当に偽札だったとか…」というコメントや、「発行早々、メンツがつぶれた」「紙幣識別機メーカーにとってはうれしいニュースだろう」などの意見が寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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