「韓国人としてのプライドに目覚めるには、これが早道」韓国ネットのひんしゅくを買った、元ソウル市長の“助言”とは?

Record China    2015年11月16日(月) 5時50分

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12日、韓国の元ソウル市長が、母国に誇りを持てずにいる若者たちに対しプライドを取り戻すための方法をアドバイスしたが、これに韓国のネットユーザーから反発の声が寄せられている。写真は韓国の若者。

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2015年11月12日、韓国の元ソウル市長が、母国に誇りを持てずにいる韓国の若者に対し「開発途上国で1カ月も過ごせば、すぐに国民としての誇りに目覚める」とその悩みを一蹴する発言をし、物議を醸している。

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11年までソウル市長を2期務めた呉世勲(オ・セフン)氏はこの日の講演で、「韓国の若者世代の心に、プライドを見つけにくくなっている」とし、「最近は『ヘル朝鮮(地獄の韓国)』などの(母国を卑下する)表現も平気で飛び出してくる」と述べた。また、こうした状況の原因として昨年4月に起こったセウォル号の惨事を挙げ、「あれ以降、わが民族の誇りやプライドが傷ついたと思う」とし、「80年代の社会を引っ張ってきた『やればできる』という肯定的なエネルギー」がなくなったと述べた。

この発言に韓国のネットユーザーからの反響は大きく、実に7000件を超えるコメントが寄せられているが、その多くが若者からの反発の声だ。

「君たちより貧しい人もたくさんいるから、ぶつぶつ文句を言わずに黙っていろ。そういうことか。政治家がこんな大ひんしゅくの発言をするとは…」

「先進国で1カ月も過ごしてみろ。ヘル朝鮮の意味が分かるはずだ」

「先進国で1カ月過ごしたら、韓国の政治と報道がどれだけ遅れているかに気付く」

「その前に、韓国が開発途上国ですけど」

「現実も認識できないこんな人が政治に携わるなんて」

「あなたも労働者の立場で1カ月を暮らしてみれば、ヘル朝鮮の何たるかを理解できる」

「もし開発途上国で1カ月過ごしたら、自分のようなばかのせいで韓国がまた途上国に逆戻りしたんだと痛感するに違いない」

「自分は上ばかり見ているくせに、国民には下を見ろという忠告か?まあ、そういう病気みたいなものもあるけどね」

「政治家たるもの、現実にある問題を解決し、より良い未来を示すべきでは?それを、開発途上国を見ろだなんて…」

「そもそもヘル朝鮮を造ったのはあなたたち」(翻訳・編集/和氣)

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