2015年11月11日、独国際ラジオ放送ドイチェ・ヴェレによると、ロシアのテレビ局が誤って軍事機密を放送してしまうという騒動が起きた。12日付で中国日報網が伝えた。

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報道によると、ロシアのテレビ局NTVとチャンネル1が放送した映像の中に、軍関係者を背後からとらえたシーンがあったが、この際、軍関係者が閲覧している機密文書が画面に数秒間映り込んでしまったという。機密文書には、核魚雷システムの見取図やデータが記されていた。

映像は、9日にソチで行われた会議の様子を取材したもので、同会議にはプーチン大統領も出席していた。テレビ局は放送後に映像を削除するなどしたが、ネット上ではすでに拡散されている。ロシア当局は、一部の機密資料が映り込んだことを認めており、再発防止措置を講じるとしている。（翻訳・編集/北田）