Record China 2015年11月11日(水) 6時22分
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6日、中国共産党系の経済誌「小康」と清華大学メディア調査実験室が共同で進めた調査「2015年中国幸福指数」の結果が発表された。仕事における幸福度に関する国民の考え方が明らかになった。写真は中国で実入りのよい自由業の代表とされるマッサージ。
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2015年11月6日、中国共産党系の経済誌「小康」と清華大学メディア調査実験室が共同で進めた調査「2015年中国幸福指数」の結果が発表された。仕事における幸福度に関する国民の考え方が明らかになった。
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回答者の5割が「お金だけでは幸せになれない」とした今回の調査。しかし、仕事に関する数々の設問では、職業人生における幸福感を左右するものとして、「収入」「収入の向上」「年末のボーナス」など、お金に関するキーワードがズラリとそろった。そのほか、「自己実現」「成長の可能性」「福利厚生」「社会的評価」「肩書きや地位」「有給休暇の充実」「休暇とリフレッシュ」などの要素も重視されていることが分かった。また、91.8%の回答者が「仕事量を減らし、家族や友人との時間を増やしたい」と希望していることも分かった。
それなりの収入とそれなりの余暇が両立する仕事が幸福度の高い仕事だとして、いったいそれを実現できる職業は何なのだろうか?
今回の調査で「最も幸福度の高い職業」として回答が集中したのは、「フリーランス」「教師」「官僚」「アーティスト」「公務員」「旅行ガイド」「民間企業経営者」「事務のインストラクター」「役者」「起業家」だった。
しかし、フリーランスとはある程度の収入と余暇が両立する職業なのだろうか?2014年の中国内の調査では、自由業に従事していて月収5000元(約9万7000円)を超えるのは68%。月収1万元(約19万3000円)を超える人も9%存在する。逆に、月収3000元(約5万8000円)以下は14%だった。特に収入の高い業種は自動車査定士、マッサージ師、ネイリストなど。余暇に関しては、本人の技能や能力さえ高ければ、時間や煩雑な人間関係に束縛されない職業人生が待っていることだろう。(翻訳・編集/愛玉)
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