「女性の死因トップ」乳ガンの発病率、35年前の3倍に!ストレス・睡眠不足などで―上海市

Record China    2007年10月26日(金) 12時51分

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2007年10月、上海市の復旦大学付属腫瘤医院は乳ガンに関するイベントで最新統計を発表。上海市の乳ガン発病率は中国一の高さで、35年前と比べ3倍もの数値となった。

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2007年10月、上海市の復旦大学付属腫瘤医院は乳ガンに関するイベントにおいて、最新統計を発表した。

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同統計によると、上海市の乳ガン発病率は中国一の高さで、特に教師・OL・企業家などホワイトカラーの女性の発病率の高さが目立つという。ストレス・タバコ・飲酒・睡眠時間の乱れ・運動不足・エスドロゲンを含んだサプリメントや化粧品の使用・高齢出産などがその要因と見られている。

復旦大学付属腫瘤医院乳腺外科の沈鎮宙(チェン・チェンジョウ)教授は上海では年に4500人の乳ガン患者が生まれていることを明かした。発病率は1972年は10万人あたりに17人だったのが、現在では10万人当たり53人にまで増加、3倍以上の数値になっているという。上海市以外でも乳ガンの死者数は多く、今や女性の死因トップとなっている。特に、中国では発病年齢が欧州と比べて10年から15年早く、危険度が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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